
パシフィックネーションズカップ2025(PNC2025)が8月22日から9月20日が開催され決勝戦が9月21日10時35分(日本時間)が行われました。日本で無料で見るにはRugby pass でしか見ることが出来ず無料登録をしてLIVE放送を見ていました。
解説は当然英語で何ゆうてるやらわかりませんでしたが画像はしっかり見れたので問題なし。前半開始直後は日本がポンポンと点数を採ったのですが、フィジーのエンジンがMAXになり前半が終わる頃にはフィジーの猛攻により逆転され10-26で前半終了。フィジー選手がボールをもって走りだち止められませんよ!
後半戦もフィジー優勢で始まりラスト10分位から日本も猛攻をかけてましたが及ばず33-27でノーサイド。
いやぁ、日本も頑張りましたが残念でなりません。世界の壁は厚いですね。しかし、これからの日本の活躍に期待してなりません。
フィジーは、アメリカ・ユタ州ソルトレイクシティのアメリカ・ファースト・フィールドで行われた決勝戦で日本の反撃を振り切り、33-27で勝利しました。これにより、フィジーは通算7度目となるパシフィックネーションズカップのタイトルを手にしました。
この試合は激しく攻守が入れ替わる展開となり、フィジーが逆転して勝利したことは正確な表現です。序盤は立ち上がりが遅く、これまでの大会でも見られた課題を露呈し、第1クオーターで0-10とリードを許しました。
しかし一度ギアを上げると、前半の20分間で4トライを奪い、さらに複数回の好機を作る圧倒的な「どこからでも攻めるラグビー」で主導権を握りました。
日本は4分、フッカーの江良颯が5メートルラインアウトから練習通りのダミーループでトライを挙げました。 李承信がコンバージョンを成功させ、さらに20分にはペナルティゴールを決めました。エディ・ジョーンズ率いるブレイブブロッサムズは完全に試合を掌握しているように見えました。
しかし直後、フィジーが一気に流れを掴みました。キックオフ直後のリスタートからボールを奪うと、1本のパスでMesake Vocevoceが15メートル先のスペースを駆け抜けました。
2本目のトライは10分後に生まれました。自陣22でこぼれ球にEroni Mawiが反応し、そこからVocevoceの驚異的なオフロードが50メートル先で繋がると、ボールは左右に大きく展開され、最終的にInia Tabuavouがフィニッシュしました。
勢いに乗ったフィジーはさらに攻め込みました。主将のTevita Ikanivereがペナルティアドバンテージを活かし、Caleb Muntzのクロスキックから展開。Etonia Waqaがディフェンダーをかわし、Tabuavouが倒れ際にボールを繋ぐと、Ikanivereが中央に飛び込みました。
前半終了間際には、この日の最優秀選手に選ばれたJoji Nasovaがハーフウェーから単独突破。3人のディフェンダーをかわし、さらにもう1人を弾き飛ばしてトライを挙げ、フィジーはわずか19分間で26点を奪いました。
後半開始直後、Nasovaが再び広大なスペースを駆け抜け追加点を挙げ、点差を広げました。
しかし日本も諦めませんでした。後半開始から10分も経たないうちに中楠一期が見事な連携からトライを挙げました。
53分、Viliame Mataが故意の反則でイエローカードを受けると、日本は攻勢を強めました。7分後、江良がモールから2本目のトライを決めました。
日本が9点差に迫った直後、今度はMawiがイエローカードを受け、フィジーは一時13人に。オフボールでの危険なプレーには警告とペナルティのみで済みましたが、李がPGを決めて6点差に迫りました。
試合は残り10分を切り、日本が猛攻を仕掛けました。しかしフィジーはMawiの退場時間を耐え切り、リードを守り切りました。
勝利したIkanivereは、日本の圧力下での守備を称えました。
「後半に勢いを増した日本を相手に粘り勝ちました。彼らのテンポと、我々の反則の多さもありましたが、13人、14人で必死に互いを支え合い、やり抜いた仲間を誇りに思います。」指揮官のMick Byrneもチームの粘りを称賛しました。
「今日は本当に厳しい戦いでした。カードで人数が減り、不利に思える状況もありましたが、選手たちは深く掘り下げて守備で粘り、最後は落ち着いて試合をコントロールしました。」一方、日本主将のワーナー・ディアンズはこう語りました。
「前半で少し点差を広げられすぎてしまい、後半で取り戻せませんでしたが、選手たちの戦いぶりは素晴らしかったです。本当にすごい試合でした。私たちはアタッキングラグビーを愛しています。ボールを保持して速いテンポで戦えることが最大の強みです。さらに磨きをかけて、年末の試合に臨みたいです。」エディ・ジョーンズHCも同じ思いを語りました。
「若いチームにとって良い大会でした。苦い結果ですが、後半は良いプレーができました。ただし前半でフィジーにリードを許しすぎました。」
次回開催は上記試合になります。
